読み語り

☆読み語りとは? 

 俳優は役を創り上げることが仕事ですが、それを応用させたものが「読み語り」です。

 作品を読むという点では朗読と同じですが、「読み語り」はその作品の登場人物を、一人一人演じ分けながらストーリーを展開させていく手法をとるため、朗読とは違ってお芝居のようなよりドラマティックな仕上がりになります。

 ご覧になられたお客様からは、「色彩豊かな情景や、匂いまでも伝わってくるような“聞くお芝居”」というご感想をいただいています。また、ギターの生演奏が芝居のBGMや効果音として、より舞台を引き立てます。


朗読と一人芝居を掛け合わせたような読み語り。ギターによる生演奏のBGMが入り、臨場感たっぷりの世界は、まさに「聞くお芝居」です。

ユーチューブに投稿した芥川龍之介の『蜘蛛の糸』です。

ギター演奏はありませんが、御参考になれば幸いです。


文学作品


宮沢賢治や新美南吉の作品など、有名な文学作品を取り上げます。

所要時間

宮沢賢治作品

 『銀河鉄道の夜』 約90分

 『注文の多い料理店』 約25分

 『セロ弾きのゴーシュ』 約50分

新美南吉作品

 『ごんぎつね』 約20分

 『手袋を買いに』 約20分


怪談

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の怪談シリーズです。怖い話だけではなく、心温まる話や、滑稽な話もあります。

所要時間

 『耳なし芳一』 約30分

 『雪女』 約25分

 『ろくろ首』 約40分

 『むじな』 約7分

 『悪因縁(牡丹灯籠)』 約50分


新涼平が奏でるギターの音色。

時には妖しく時には切なく、観る人の心を揺さぶります。